わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、“霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。人の心を見抜く方は、“霊”の思いが何であるかを知っておられます。“霊”は、神の御心に従って、聖なる者たちのために執り成してくださるからです。
新約聖書 ローマの信徒への手紙 8章 26節~27節
もうずいぶん前のことですが、信じられない出来事が起こり、呆然となったことがあります。その時の自分を今、はっきりと思い出すことができます。
それまで日常的に、また何かあった時に、思いや気持ちを言葉にして祈っていましたが、その時はあまりのショックに言葉が全くでませんでした。ただ、ただ、神様、、、と、うずくまりました。なにも言葉が出ないまま長い時間立ち上がることができませんでした。
その後、だんだんそれは現実となって大変な時期を過ごしましたが、守られて何とか乗り越えることができました。そして、後になって、この聖句に出会ったのですが、その時の不思議な体験を思い出しました。忘れることができません。言葉はなくてもむしろ深く祈った自分を感じ、包みこまれるような感じがしたのを覚えています。
祈りの言葉は大事ですが、心を真っ直ぐに神様に向けることで弱い私の心のなかに神様が入ってきてくださったのだとあらためて確信いたしました。神様は私たち一人一人の心の奥をご存じなのだと思いながら祈っています。
(M.N. 70代)




