心を入れ替えて子どものようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。
新約聖書 マタイによる福音書 18章 3節
独身時代の私は子どもが苦手で、聖書の「子どものようにならなければ天の国に入れない」という御言葉を、素直に心から受け入れることができませんでした。
しかし結婚後、親戚も友人もいない土地で、初めての子育てが始まりました。必死に育児日記をつけ探究の日々でしたが、ある時、娘の姿を通して神様のメッセージの意味をやっと理解させていただきました。
ある日、私は娘の行動を叱りました。叱った側の私は、数時間経ってもまだ心の中で怒りを根に持っていました。ところが娘は、まるで何事もなかったかのような満面の笑顔で、「ママー!」と私に抱きついてきたのです。大好きなママに叱られて一番辛かったはずの娘が、親の私のわだかまりをも溶かすように、ただ無条件で飛び込んでくるのです。
そしてまた、いつも娘は「ママー!」と私を求めて来てくれるのです。 「子どものようになる」とは、過去に囚われず、相手をありのままに信頼して受け入れることなのだと、娘の姿を通して教えらた気持ちでした。 自分の小ささを知ると同時に、神様が私たちをありのままに愛し、いつでも両手を広げて待っていてくださる恵みの深さを、子育てを通して学ぶことができました。
(60代)






