わたし、このわたしは、わたし自身のために
あなたの背きの罪をぬぐい
あなたの罪を思い出さないことにする。
旧約聖書 イザヤ書 43章 25節
衝撃的な御言葉です。神に背を向けても、立ち返る者へ、背を向けたことを忘れて赦すと神様は語られている。「えっ!忘れてくれるんですか」という驚きです。日常の生活の中で幾度も神に背を向ける、神を忘れ、神に祈り語りかけることをせずに過ごす。それでも「背きの罪を思い出さない」、「立ち返りなさい」と語りかけて下さる。神の愛は計り知れないほど忍耐強い。
そして、赦すことは忘れること、これは神様にはできるが人間には難しい。無理やり忘れろと言われてもできない。ただ、この御言葉が冷静になることに導いてくれます。たとえ了解不能だとしても相手の言葉や行動の背景や思いを知ろうという冷静です。特に人間関係で「そういうことだったのかなあ?」と思えれば、やがて「もう忘れたよ」と相手に言える機会を与えられるかもしれません。事によるでしょうが、この御言葉から「忘れること」は和解への道筋を進む力の一つだと思えるのです。「忘れる」という力を人間に与えて下さったことを神様に感謝しています。
(T.M. 60代)

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