あなたの天を、あなたの指の業を わたしは仰ぎます。 月も、星も、あなたが配置なさったもの。
旧約聖書 詩編 8編 4節
天地創造主なる神がすべてをお創りになったことは理解していたつもりでも、恥ずかしながら「そうなんだ」くらいの感覚であった私が、まことに神の御業だと信じたのはほんの小さなきっかけからでした。それを思い出したのは、今開催されている冬季オリンピック開会式の解説で誰かが言っていたのを聞いたからです。芸術の宝庫と言われるイタリアでの開催だけに、様々な芸術作品を彷彿とされる仕掛けがありました。その中で「黄金比」という美しい数列があって、それはフィポナッチというイタリア人が発見したものだということを聞きました。黄金比は絵画や建造物、花の並びにもみられるということです。
そこで思い出したのは、私が犬の散歩途中で植え込みや花壇の花をよくみると実にうまく花びらや葉が並んでいることに感心したことでした。ひまわりの種の並びや様々な花びらや葉が見事に調和され「これは人間が考えてできることではない」とシンプルに思ったことで神の御業と信じるに至ったのです。月も星も神が配置されたもの、花びらひとつとってもこれほどの美しさを醸し出すのは神の指の業であるに違いありません。神の創造された自然の中で、このフィポナッチという人が秩序と調和を見出し、それに数学的見地から黄金比というものに気がついたのだろうな、と思いました。難しいことはわかりませんが、これからも神さまのお創りになった美しいものに気がつくことのできる感性を磨きたいです。
(E.I. 60代)
