2023年12月31日日曜日

山々が生まれる前から

山々が生まれる前から
大地が、人の世が、生み出される前から
世々とこしえに、あなたは神。

旧約聖書 詩編 90編 2節

山々が生まれる前から、大地と人の世界が生まれる前から、とこしえからとこしえまで、神さまは神さまとして存在しておられます。その神さまの永遠に比べると、人の一生は、朝は花を咲かせ、やがて移ろい、夕べにはしおれて枯れていく草のようです。そんな私たちは自分の生涯の日々がどれほど残されているのかも知りません。

しかし、そんな私たちのはかなさの自覚は、神さまに依り頼む歩みへと導くのではないかと思います。つい先日、私は長年一緒に暮らしてきた大切なうさぎを守ってあげられず、その死に直面しました。どれほど悔いても、悔いても、悔いきれない。しかし、そんな悲しみの中で、この聖書の言葉が心を慰めてくれているようです。

私の信頼している神さまは、とこしえからとこしえまで神であられ、大地と人の世界を、そして、小さなうさぎのいのちをさえも慈しみ、愛してくださるお方なのです。私の小さな歩みも、私の大切なうさぎの小さな歩みも、神さまの恵みに満ちた配慮の中、確かに覚えられ、支えられてきたのだと思うのです。そして、やがて、死も悲しみもない永遠の世界へと導き入れてくださるのだと思うのです。

(K.T. 40代)



2023年12月24日日曜日

すべての人を照らす光

その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。

新約聖書 ヨハネによる福音書 1章 9節

毎年クリスマスが近づいてくると街の至るところにイルミネーションやツリーが飾られ、その華やかな光景には思わず目が留まります。しかしそれと同時に、人間関係や仕事での後悔、この先のことについての漠然とした不安などが思い起こされて、クリスマスシーズンのきらびやかな世界とは対照的な、自分の中にある暗い気持ちが強調されてしまうこともあります。

世界で最初のクリスマスであるイエス様が生まれた日は、そのお誕生をお祝いするための華やかな装飾などはなく、そればかりかイエス様と両親が使える場所は馬小屋しかなかったため、生後間もないイエス様は飼い葉桶に寝かされました。きっと暗く寒い夜だったことと思います。しかし、そのような中にこそイエス様は、まことの光として生まれて下さったのだと聖書に書かれています。

今年のクリスマスも、それぞれに様々な思いを抱えながら過ごすことと思います。しかし、私たちの心の中にある暗く寒い馬小屋の中にこそ、イエス様が生まれて下さり、まことの光で照らして下さることを覚えて、感謝してこのクリスマスをお祝いしたいと思います。

(M.K. 30代)


2023年12月17日日曜日

神はいつも共にいてくださる

見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み
その名をインマヌエルと呼ぶ。

旧約聖書 イザヤ書 7章 14

毎年楽しみにしていた教会学校の子どもたちによるベージェント(降誕劇)がコロナの影響により一時無くなり、昨年からは新たな形で再開できた。

今年のお手伝いに備えて過去の動画を子どもたちと見ていると、その場をただ楽しんでいる様子に爆笑したり、むくむく大きくなったことに驚いたりして楽しかった。

子どもたちは、この劇を単純に楽しむことでイエス様降誕の物語を無意識に記憶に刻んでいるが、その真の部分、神様はいつも共にいてくださること、神様は、闇を照らす光としてイエス様を与えてくださったということも分かっていて欲しいと、子どもたちが思春期のいまこそ一層強く思っている。

親には言えない悩みやつらいことがきっとあるだろうけど、自分を見失わず、信じて前を見て、光を見失わないでいてくれますように。

(M.M. 40代)




2023年12月10日日曜日

ページェントを通して・・・

「いと高きところには栄光、神にあれ、
 地には平和、御心に適う人にあれ。」

新約聖書 ルカによる福音書 2章 14

もうすぐページェント(キリスト聖誕劇)の季節がやってきますね。

頌栄教会のページェントは、見る側も演じる側も楽しくなるように、教会のいろんな人たちが携わり、その年ごとに合ったものをみんなで作り上げています。一度でも観た事がある人、演じたことがある人はページェントにそれぞれ色々な思い出があるのではないでしょうか。

クリスマスにページェントが行われるようになったのは、私が小学生の頃だったかと思います。舞台で使うような大掛かりな背景やきらびやかな衣装、おごそかな小道具、本格的な演出と台本に心が躍ったのを今でも覚えています。

それから数年後、私が教会学校の幼稚科スタッフとして奉仕を始めた時、羊役の幼稚科さんを可愛く見せるために色々と思案し、スポーツ用品店に行って赤白帽を購入。そこに綿とフェルトを付けてモコモコにしようと試行錯誤し、遅い時間まで校長先生と綿の貼付作業をしたことを懐かしく思います。

兵隊役が増えた年には、ゲームの設定集を見ながらデザインを考えて、盾を作ったこともありました。その盾をTさんが鮮やかに色付けしてくれたり、赤ちゃんイエス様が入る飼い葉おけをFさんが手作りしてくれたり…小道具を見るだけでも、いろんな人の手作業が思い起こされます。

ページェントを神様にお捧げしているつもりが、ページェントを通して、神様から様々なものを頂いていたのだなと、改めて思わされました。

(K.N 50代)


2023年12月3日日曜日

祝福を受ける秘訣

主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。

新約聖書 ルカによる福音書 1章45

私が教えている大学では毎週、木曜日の昼休みにチャペルで礼拝があります。毎週違う奨励者のお話が聞けます。話すのは教職員、学生、卒業生、退職した教職員、牧師などです。数年前の12月に、ある牧師がした話が印象に残っています。自分が救い主イエスの母になるという知らせをマリアが天使ガブリエルから受けた後に、親戚のエリザベスを訪ねるところ(ルカによる福音書1章39~45節)です。奨励者は、「この話は祝福される秘訣を教えてくれます」と言いました。その一言にとても感動しました。本当にそうです。聖書の中にある神さまの約束は必ず実現すると信じる人は祝福されるのです。

(C.M. 60代)