山々が生まれる前から
大地が、人の世が、生み出される前から
世々とこしえに、あなたは神。
旧約聖書 詩編 90編 2節
山々が生まれる前から、大地と人の世界が生まれる前から、とこしえからとこしえまで、神さまは神さまとして存在しておられます。その神さまの永遠に比べると、人の一生は、朝は花を咲かせ、やがて移ろい、夕べにはしおれて枯れていく草のようです。そんな私たちは自分の生涯の日々がどれほど残されているのかも知りません。
しかし、そんな私たちのはかなさの自覚は、神さまに依り頼む歩みへと導くのではないかと思います。つい先日、私は長年一緒に暮らしてきた大切なうさぎを守ってあげられず、その死に直面しました。どれほど悔いても、悔いても、悔いきれない。しかし、そんな悲しみの中で、この聖書の言葉が心を慰めてくれているようです。
私の信頼している神さまは、とこしえからとこしえまで神であられ、大地と人の世界を、そして、小さなうさぎのいのちをさえも慈しみ、愛してくださるお方なのです。私の小さな歩みも、私の大切なうさぎの小さな歩みも、神さまの恵みに満ちた配慮の中、確かに覚えられ、支えられてきたのだと思うのです。そして、やがて、死も悲しみもない永遠の世界へと導き入れてくださるのだと思うのです。
(K.T. 40代)
