このとき、弟子たちは皆、イエスを見捨てて逃げてしまった。
新約聖書 マタイによる福音書 26章 56節
なんとも衝撃的な記事です。あれだけ深くイエスと共に行動し、様々な癒しの業もみてきた弟子たちがイエスが捕らえられると、なんと、皆イエスを見捨てて逃げてしまった、と記されています。しかもその後自分たちにも危険が及ぶかもしれないということで隠れます。
ここで終わっていたら、キリスト教はなかったし、僕自身もキリスト者になることもなかったわけです。しかしながら、あのイエスを見捨てた弟子たちは、今度は死をも恐れずにイエスによってもたらされた福音の宣教に生涯をささげました。何が彼らを180度変えさせたのか。聖書には彼らが復活のイエスに出会ったことが記されています。
よく、あなたがキリスト教を信じる根拠は何ですか、と問われます。聖書を読み、関連の書物も読み、信仰の先達者たちの話を聞いてもなかなか自分の信仰の確信が持てませんでした。そういうなかで、ふと気づきました。あのイエスを見捨てて逃げた弟子たちが、180度人生を変えられて、宣教に命を懸けさせたものは何か。聖書に記されているように、復活のキリストに出会ったこと以外説明するものはありません。
難しいことは何もわかりませんが、僕にはこれ以上の信ずるに値する根拠は見当たりません。またこれほど僕を支えてくれる出来事もありません。
(K.O. 70代)
