あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。
あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと。
新約聖書 ヨハネによる福音書 15章 16節前半
20歳の頃、ある出来事がありました。その中で自分は偽善者だと感じてしまうことがあり、どうしようもない苦しい時期がありました。中学の時から教会に通っていた私は、高校生の時に受洗していました。神様の愛に満たされて私はクリスチャンとして生活をしているつもりでいたのですが、その、あることがあってから私は本当にクリスチャンなのか?と、自問自答が続き、悩み、苦しみ、何故、私は洗礼を受けてしまったのだろうと思うようになりました。つまり、自分の本当の姿、自分の醜い内面を知ってしまった気がしたのです。クリスチャンでいることが辛く、重荷に感じていました。その出来事は、私にとって人生初めてで最大の出来事、まさに試練の時だったのです。そんな日々を送っていましたが、ふとした時にこの聖書の言葉に出会うことができました。
「わたしがあなたを選んだのだ」のみ言葉に心が解放された感覚でした。私は思いあがって、自分がクリスチャンになることを選んだと思い込んでいたのです。神様は人間の心の中に何があるかを全部ご存じでいらしたのです。私に与えられた試練もその後、いろんなことを乗り越えてゆく礎のようになりました。
(M.N. 70代)
