2021年9月2日木曜日

主は与え、主は奪う

わたしは裸で母の胎を出た。
裸でそこに帰ろう。
主は与え、主は奪う。
主の御名はほめたたえられよ。

旧約聖書 ヨブ記 1章 21節


私が受洗したのは30代半ば。早くから興味はありましたが、なかなか教会に足が向きませんでした。それでも受洗に導かれたのは、大学や仕事で知り合ったクリスチャンの、尊敬できる人柄・生き方・仕事のしかたに接したからです。

聖書のこの言葉は、まだ教会に行けなかった頃に参列した恩師の葬儀で知りました。有名な一節ですが、私にはキリスト教の葬儀自体が初めてで、今も忘れられない衝撃でした。

その後受洗し20年ほど経った今、私が最も大切にしているのはこのうちの一行、「主は与え、主は奪う」。私たちは時に、受け入れがたい悲劇に出会います。神のなさることは、人間にははかりがたい。ただ厳粛に受け止めて前に進む。神からくる希望の灯を胸に。それを忘れないでいたいです。

(F.K. 50代)