2021年12月5日日曜日

神の優しい眼

畑から穀物を刈り取るときは、その畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。貧しい者や寄留者のために残しておきなさい。 

旧約聖書 レビ記 23章 22節

 

聖書には神が人間に与えた「教え」(律法と訳されています)がたくさん書かれていて、これはその一つです。初めてこの言葉に出会ったとき、神はなんと優しい方だろう、と心を打たれました。
 
収穫作業が終わると、こぼれた穂や刈り残しの穂を集めようと、貧しい人たちが畑に入ってくる。それを、泥棒とみて追い払う人たちもいたのでしょう。しかし神は、落ちた穂はそのままに、それどころか、隅々まで刈り尽くさずに残しておきなさい、と言われます。
 
努力して稼いだ金を、努力しない(ように見える)人に使われたくない。そう思ってしまうのは、古くから変わらない、人間の心情なのかもしれません。でもそれでは、幸せでいられないよ、と神は言っておられるのだと思っています。

(F.K.  50代)