少女は女主人に言った。「御主人様がサマリアの預言者のところにおいでになれば、その重い皮膚病をいやしてもらえるでしょうに。」
旧約聖書 列王記下 5章 3節
この「少女」は捕虜として敵国に連れて来られ、軍司令官ナアマンの妻の召使いとされていました。ナアマンが重い皮膚病を患っていることを知り、女主人にこの言葉を告げるのです。少女の一言によって奇跡が起こりました。ナアマンは預言者エリシャを通して皮膚病が癒され、同時に天地の造り主である神さまを信じる人へと変えられていったのです。
この少女の人生を思い巡らすと、神さまが救いの言葉を託して敵国に遣わした愛する我が子としての姿が思い浮かびました。幼い子どもが「私のお父さんにできないことは何もないわ」と信じて疑わないように、少女は神さまへの全幅の信頼をもってこの一言を告げたのでしょう。少女の幼子のような信頼は、特別な意思表示や際立った出来事に目を向けがちな私の意識を変えてくれました。この少女に倣うなら日常の言葉、日常の出来事はすべて神さまの愛が現わされるための道になり得る。この幼子のような神さまへの信頼を、私も求め続けていきたいと願っています。
(H.K. 50代)
