傷ついた葦を折ることなく
暗くなっていく灯心を消すことなく
裁きを導き出して、確かなものにする。
暗くなることも、傷つき果てることもない。
旧約聖書 イザヤ書 42章 3~4節
私がこの聖書の御言葉に出会ったのは、大学生のときでした。この時期になると、街中にクリスマスソングが流れ、ライトアップされ、明るい気分になりました。23歳のこの時期に入院するまでは。病室で、何気なく点けてみたテレビには、クリスマスソングや、ライトアップされた画像がありました。しかし、当時の私には、はるか遠い世界のように感じられました。そんな時、病棟クリスマス会、先生サンタ登場、ナースのキャロリング。夕食は、メッセージカード付きのクリスマスメニューでした。
まだ病気を受け入れられていなかった私は、平静を装っていても、闇の中を沈み続けているような時期でした。聖書の御言葉は、支えでした。それでもまだ闇の中にいるような感覚があったのです。病棟クリスマス会、夕食を食べながら涙が止まりませんでした。私は、悩んでいたけれども、まわりを見渡せば、こんなにもたくさんの方々が支えてくださっていること、そして、孤独を感じていたけれど、それは、自分勝手な考えであったこと、わたしが心を開けていなかったからだよと、神様が私に気づかせ、そっとやさしく教えて下さったのです。このクリスマスプレゼントは、私の人生で大きなプレゼントのひとつと思っています。
神様は、このような私にさえも、いつも共にいて歩んで下さっています。クリスマスの時期になると、あの時の様々な思いがよみがえります。
今年も、私の心に光を与えて下さるイエス様のご誕生、クリスマスを待ち望むことができることに心から感謝します。
(O.E. 40代)
