「見なさい、あなたの母です。」
新約聖書 ヨハネによる福音書 19章 27節
イエス様は十字架を背負って、ゴルゴダへと歩まれました。鞭打たれ、服もはぎとられて。目指す先は刑場でした。
小学校の時に『天路歴程』を読み、すっかり虜になりました。病で長期に学校を休んだ日々の遊びは、天路歴程ごっこでした。庭にクローバーに覆われた小さな丘があり、そこが天国。花が咲いている所は平和の道、裏玄関からの巡、、礼の道…天国への道を空想し、辿り着いた丘では母の作ったお弁当を食べるのです。
その体験からか、本の影響からか、「道」を気にする性分になり、聖書の中でも、イエス様の歩み、どこに向かわれるのか、どんな道なのかを探すようになりました。辛く、重いゴルゴダへの道です。
それでもイエス様は十字架のそばにいる母を気遣い、弟子の一人に、母を指して言うのです。
「あなたの母です」と…何度触れても、涙がこぼれます。
イエス様の示される道を進んでいけますように。
(M.Y. 70代)
