神は愛なり
新約聖書 ヨハネの手紙一 4章 16節(文語訳)
コロナで仕事を失ったシングルマザーが役所で支援を求める場面を報道番組で見ました。担当者が「あなたは(支援の)要件を満たしていません」と答えると、「ここに来たら助けてもらえるんじゃないんですか?ダメなんですか?」と泣き崩れました。衝撃でした。そして、「この人を救うものは何か?」と切実に考えさせられました。自分自身も人生の荒波にもまれていたからです。
そんな私が書店で偶然手にした本がありました。その中に、著者が不治の病に冒されて救いを求めて禅寺に行く場面が出てきます。その禅寺に、不思議なことに聖書の一句「神は愛なり」が掛かっていたのです。この一句と禅僧の「今を生ききれ!」の言葉によってこの著者は死の淵から生還しました。「神が愛であるなら、この世界は悪いものであるはずがない」。そう思ったそうです。
私もその本を読んで、「神が愛なら私が経験している苦難も良きことなのだ」と覚悟が決まりました。救われました。あのシングルマザーにも知ってほしいことでした。
(M.I. 60代)