神を愛する者たち……には、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。
新約聖書 ローマの信徒への手紙 8章 28節
自分の人生を振り返って、一つの扉が次の扉につながっていた不思議さに驚きます。大学進学で下北沢に下宿しなければ教会に来ることはなかったし、教会に来なければ就職先は違っていたでしょう。就職先が違えば今の妻とは出会っていなかったし、その後の転職もなかったでしょう。一つの出会い、決断が次の出会いにつながりました。さらに、20代で週刊新聞、30代で書籍の編集をしなければ、転職後に月刊誌の編集をすることはなかったでしょうし、なおかつ経営危機を迎えた会社のために4千万円を単独で売り上げることもできなかったでしょう。
すべてつながって一つの不思議な物語を造っています。ただし、この聖句にある「すべて」には病気、事故、トラブルなども含まれます。これらは渦中にあるときは「益」とは思えません。でも、長い時間を経て振り返ってみると、きっと、「ああ、あの経験も次のステージへの扉だったのだ」と気づくのではないかと思います。
(M.I. 60代)
