あなたがたを、つまずかないように守ることができ、傷のない者として、大きな喜びを持って栄光の御前に立たせることの出来る方に、すなわち、私たちの救い主である唯一の神に、栄光、尊厳、支配、権威が、私たちの主イエス・キリストを通して、永遠の先にも、今も、また世々限りなくありますように。アーメン。
新約聖書 ユダの手紙 24-25節(新改訳聖書)
私の長女は7歳の時に てんかんの発作が始まりました。けいれんがなく突然床に倒れるだけだったので、最初はそうだと気づきませんでした。何かにつまずいたか、バランスをくずしたぐらいに思っていたのです。でも、日を追うごとに転ぶ回数が増え、主人は医者に見せたほうがいいと言いました。
病院の先生は脳波を見て、てんかん発作だとおっしゃいました。薬を処方していただき数か月間は発作がなかったのですが、その後また発作を繰り返すようになり、薬を変えてもそれは収まりませんでした。
毎日何度も床に頭から落ちるので顎が傷つき、両目にも打撲による黒いあざができました。娘と外出するとき、私は彼女の腕をしっかり握るようにしていたのですが、発作の衝撃は強く、突然電池が切れたように彼女の体は私の手から離れ、地面に体を打ちつけていました。そんな日々の中で浮かんだのが上に掲げた聖書の言葉です。
この聖句から新しい意味をいただきました。私たちも娘と同じだということです。どんなに努力しても、自分で自分をコントロールできないのです。気がついたら人を傷つける言葉を発していたり、自分かわいさに噓をついたりします。自分の都合と安寧を大切にするあまり、周囲の人々への気配りも忘れがちです。
上の聖書の言葉は、私たちが毎日神さまの言葉に耳を傾け、助けてくださいと求めるなら、神さまは私たちが物事につまずかないようにしてくださる、と約束しています。この真理に目覚めた瞬間、私は大きな慰めを得たのでした。
(C.M. 60代)
*1988年生まれの娘は今、関東圏にある医療センター内の療育施設で暮らしています。
