彼は答えた。「 心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい」とあります。
新約聖書 ルカによる福音書 10章 27節
小学生のとき、広島の「原爆の子の像」佐々木禎子さんの本を読みました。小学生だった私は、原爆を落とした国への怒りを感じました。
20代のとき、隠れキリシタンの歴史を学びたくて、大学の社会人夜間学校に通いました。その繋がりで、長崎に行った際、永井隆先生の記念館を訪れ、永井先生のことを初めて知りました。永井先生は、長崎大学の医師でカトリックの方です。永井先生は、佐々木禎子さんと同じ白血病に罹患されました。私は約60年後に同じ病気になり、いま生かされています。
永井先生の当時の治療内容、体温・採血データの推移を見て、涙がとまりませんでした。また、永井先生の信仰と、実践力に、涙がとまりませんでした。
永井先生がお書きになった本に、「平和をことさらにこわそうとたくらむ人があるように見えますが、その人々を敵にまわして憎んではなりません。相手を憎む心が起ったら、もう自分も平和を願う権利を失ったものになります。」
毎年、この時期になると、いろいろなことを思います。
聖書の隣人愛の御言葉を思います。
日々、私たちができることは、ほんのわずかではありますが、いま、この時代に生かされている役割を考え、祈りつつ、歩みたいと思います。
(E.O. 40代)
