2026年6月13日土曜日

帰り道の電車で祈ること

ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください
わたしが清くなるように。
わたしを洗ってください
雪よりも白くなるように。

旧約聖書 詩編 51編 9節

帰りの電車では、最寄り駅に着く4駅ほど前から、ほぼ確実に座ることができます。ホッと座席に腰を下ろすと同時に、心の中で最初に祈るのは「わたしを洗ってください、雪よりも白くなるように」。その後、詩編51編全体を静かに祈ります。

頌栄教会の日曜日の礼拝では、前半に「罪の告白」として詩編51編を牧師と会衆が口語で唱えます。私にとっては、日曜日だけでなく、最寄り駅までの4駅が、毎日「罪の告白」の時間です。

「言わなくていいことを言ってしまった」「上から目線の態度をとってしまった」「人より自分を優先してしまった」「自分の苛立ちを人のせいにしてしまった」・・・。電車の椅子に腰を下ろすとき、体の重さだけでなく、心についた泥の重さも一気にのしかかってきます。

幼い頃、東北に住む祖父母との雪遊びを毎年楽しみにしていた私は今でも「雪」が好きです。「雪」に憧れます。

東京では、あまり歓迎されない「雪」ですが、それでも、雪に覆われた景色を見ると、神さまの創造はなんて美しいのだろうと思います。

幼い頃に祖父母と一緒に見た、美しく清らかで、楽しかった雪景色を思い出しながら、毎日毎日、真っ白な心になりたい、軽やかな心になりたい、切実にそう祈る私の帰り道の電車です。

(30代)



2026年6月6日土曜日

イエス君はいとうるわし

あなたは人の子らのだれよりも美しく あなたの唇は優雅に語る。あなたはとこしえに神の祝福を受ける方。

旧約聖書 詩編 45編 3節

讃美歌166「イエス君はいとうるわし」は私の大好きな讃美歌です。歌詞もメロディも素朴であると思いますが、なんの飾り気もないような歌曲がイエスさまを崇高に歌い上げ高らかに賛美しています。「花より美しく、月よりさやけし、風より香し、雪より清けし」とあるとおりです。

初めてこの賛美に出会ったのは、教会に通い始めて間もない中学1年生の時でした。私は教会学校でゲームをするよりも、賛美を歌ったり、説教を聞いたりすることに関心があり、この賛美に出会ったときも、「あめつちの主、神の御子で、人の子」であるイエスさまとはいったい何者なのだろうか、と大いに興味を持ちました。それは今でも変わりありません、いや、むしろますますわからなく、深く知りたいと思うようになりました。

イエスさまについて研究することは専門の方に譲るとして、私は詩編45編で歌われているように主を私の冠として、日々感謝をもって歩んでいけることに喜びを感じます。同じ思いが人々にいきわたり、栄光を自らにではなく主において謙虚と正義を駆って進軍することで平和が築き上げられることを祈ってやみません。

(E.I. 60代)