ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください
わたしが清くなるように。
わたしを洗ってください
雪よりも白くなるように。
旧約聖書 詩編 51編 9節
帰りの電車では、最寄り駅に着く4駅ほど前から、ほぼ確実に座ることができます。ホッと座席に腰を下ろすと同時に、心の中で最初に祈るのは「わたしを洗ってください、雪よりも白くなるように」。その後、詩編51編全体を静かに祈ります。
頌栄教会の日曜日の礼拝では、前半に「罪の告白」として詩編51編を牧師と会衆が口語で唱えます。私にとっては、日曜日だけでなく、最寄り駅までの4駅が、毎日「罪の告白」の時間です。
「言わなくていいことを言ってしまった」「上から目線の態度をとってしまった」「人より自分を優先してしまった」「自分の苛立ちを人のせいにしてしまった」・・・。電車の椅子に腰を下ろすとき、体の重さだけでなく、心についた泥の重さも一気にのしかかってきます。
幼い頃、東北に住む祖父母との雪遊びを毎年楽しみにしていた私は今でも「雪」が好きです。「雪」に憧れます。
東京では、あまり歓迎されない「雪」ですが、それでも、雪に覆われた景色を見ると、神さまの創造はなんて美しいのだろうと思います。
幼い頃に祖父母と一緒に見た、美しく清らかで、楽しかった雪景色を思い出しながら、毎日毎日、真っ白な心になりたい、軽やかな心になりたい、切実にそう祈る私の帰り道の電車です。
(30代)
