2026年7月11日土曜日

愛と距離の間で

愛は忍耐強い。……

新約聖書 コリントの信徒への手紙一  13章 4節

 コリントの信徒への第一の手紙13章の「愛は忍耐強い」という言葉を読んで、私は自分には忍耐が足りないと感じている。普段の生活では、イライラしたり、人間関係で距離を置きたくなったりすることがある。また、私は自分自身を守るため・幸せにするためには、時には諦めることも必要だと考えている。無理をして我慢し続けることが、良いことだと思わないからだ。

 以前、親しかった友人に信頼していた気持ちを裏切られたと感じた出来事があった。それ以来、私は人を信じないようになり、その友人とも必要以上に関わらないようにしている。自分を守ることができなければ他人を守ることもできないと考えているからだ。

 ただ、この聖書の言葉を通して、忍耐とは自分を犠牲にして耐え続けることではなく、相手を大切に思う心を失わないことなのではないかと感じた。距離を置くことや諦めることが必要な場面はあるが、相手を憎み続けたり、仕返しをしたりするのではなく、その人にも事情があるかもしれないと考えようとする姿勢も、愛の一つなのかもしれない。

 今すぐ考え方を変えることは難しいが、それでも、「愛は忍耐強い」という言葉を心に留め、自分を大切にしながらも、相手への思いやりを忘れない人になれるよう努めていきたい。

(S.K. 40代)