あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。
新約聖書 マタイによる福音書 10章 30節
教会に来たことのない7歳の小学生に、「神さまは、○○ちゃんの髪の毛の一本一本までも全部知っているんだよー」と話したときの、あの驚いた表情を今でも忘れられません。まさに目を丸くして、驚きと不思議が入り混じった顔で私を見つめてくれました。
その瞬間から、この御言葉と○○ちゃんは、私の中でセットとなっています。そして○○ちゃんは、私が日々祈りに覚えている大切な人のひとりです。
プレッシャーのかかる日の朝、与えられている務めを果たせるか不安になるとき、○○ちゃんのことを祈りながら、この聖書の言葉を思い出します。
――神さまは、私の髪の毛一本一本までも知っていてくださる。その神さまは、人の目にどう映るか、私が上手くできるかどうかよりも、私の心がどこに向いているかに目を留めておられる。今日という日を神さまのためにささげようとする、その小さな思いを喜んでくださる。
不安ばかりが心に広がりそうな日こそ、部屋に落ちている髪の毛を一本拾うように、本当に小さなことでも神さまの前に誠実でありたいと願います。誰の目に留まらなくても、神さまだけが見ていてくださることを信じて、神さまが微笑んでくださるような一日を歩みたいです。そう願いながら、勇気を出して毎朝家を出ます。
(30代)
